ここが変だよ台湾の会社!5年間台湾で会社員をして、驚いたこと・見えたことを色々書いてみる。

台湾移住
スポンサーリンク



ブログやSNSで顔出しをしてたり、ボンビーガール出演したりしてみなさん私の外見をご存知かと思いますが、
日本人の人には結構「職業は旅人?」と聞かれます。
スーツとかカチッとした格好をしたら「美容師?」と言われます。

今年で33歳になり、この5年間台北で日系企業(!)で働いているのに
★キラキラOL感★は全く出せていないようです。
どうもCocoです。

 

私のバックグラウンド

台湾に来る前は私はニュージーランドに住んでいて、
高校から10年住んでたから、もちろん仕事開始もニュージーランド。
台北に移住して1年間語学学校に通ったあと、現地採用で仕事を見つけたのがたまたま日系企業。

26歳の時に人生で初めて日本の会社で働き出しました!
しかも初めてのオフィスジョブ!

今回は「台湾で働いて腹が立つ驚いたこと・見えたこと」を書いていくけど、

あくまでも私目線・・・

・思春期後半が英語圏
・NZ、AUSの会社で働いた経験のみ、日本で会社づとめ経験なし

という目線で書いていくので、日本で働いてから台湾に来る方とは感じる事が違うかもしれませんが。

Coco
Coco

日本では短期のバイトしかしたことありまてーん!

 

それから、私は日系企業に務めているものの、
会社のポリシーで有給や福利厚生などの部分はすべて台湾基準です。
大きい日本の会社やと日本の休日なんかもアプライされてるとこもあるらしいけど・・うちはない。

ネタ収集程度に読んでみてねー\(^o^)/

 

台湾の会社の変なとこ

1.有給が出勤年数によって変わるし、少なすぎる

台北で仕事が始まって、学生生活を1年してお金が尽きてきたところなのもあって
あーーーやっと仕事できるー!とウキウキしていた時。

入社して色んな説明を受けている時に、当時の上司(ちなみに最悪やった)が一言。

 

 

 

「台湾の会社の勤務一年目の有給はゼロだから」

 

 

 

・・・・・え?

 

 

は?

 

 

有給ないとかイジメ・・・?

 

 

信じられんかった。
だってNZは勤務日数関係なしにフルタイムなら年間1ヶ月ほど、
パートタイムでも働いた時間の8%が有給になるのに!!!!!

去年かおととしに労働法が改正され、今の2019年現在では
試用期間の3ヶ月を過ぎたら有給が最初の年でも何日間かあるようになったけど、
2014年の時はそれが法律やったのです。

多分、すごいサービスのいい会社に入れば初年度でもあったりするんやろうけど、
うちの会社はなし。
*全く休めない!ではなく、用事がある時なんかは無給休暇。

もうね、泣いたよね・・・(TдT)

なんて国に来てしまったんや!!!!
Oh I’m really back in Asia…と思って台湾が嫌いになりかけたよね・・。

台湾は転職が多いから(これは別に私は不思議に思わない)

2年目なったら有給あるよ~~~~ほれほれ~~~
3年目はもっと増えるよ~~~

っていうエサなん?
2年目なっても7日しかないけどな!

ちなみに勤務5年目の今も年間14日しかありません。
半年で余裕で使い切ってしまう・・。
まじでもう・・・。I have no words!

 

2.病欠は給料全額出ない

有給プラスもちろん病欠もあります!

が、病気で休む場合は○日以内なら診断書いらない~とか、そこは普通なんやけど
給料は半分しか出ません。

(TдT)

これが私の選んだ人生なのでsuck upして我慢してます。
がんばれ私。まじで。

 

3.税金は自分で納めに行く

うちの会社は日系企業なのに、台湾人ベースでオペレーションしてたため
外国人を迎え入れる準備が整ってなかったので・・
税金の納め方は誰も教えてくれませんでした。泣いた。

台湾ではある一定の給料(確か月7万元とか)以下の場合、
毎月の給料から税金は天引きされません。

という色々とびっくりした台湾の納税方法。
こちらに具体的な方法を書いてるので参考にどうぞ\(^o^)/

台湾の5月は・・・確定申告!台湾で外国人が確定申告したらVIP対応な件。
5月も半ばになり、今日は余裕の30度越え、昼間の体感温度は38度やった台北からお届け! どうもCocoです。 日本の5月っていうと、あったかくなってきたけど暑くなくて さわやかーーーな季節! 台湾の5月はですね・・・...

 

4.計画性がない人が多すぎる

これはね・・個人の能力とかも関係すると思うけど。
あーでも国民性かなー?とも思うけど。

これはうちの会社ではなく、提携している現地の会社の話やけど、
なにか企画があり、それに向けて動いている時に起こる事↓

 

・ビジネスプランをワードなどで作るのは苦手

・なのでメールとかで思いつきでぽんぽん新しい企画が来る

・要求が多くてガンガン来る

・なのにこっちの要求はあまり飲まない

・「ASAPで」が大好き

・なのにこっちがASAPでと言っても対応してくれない

 

とまあこんな感じかと。

日本の本社と確認を取らないといけない案件で、相手も確認に数日必要なのを知ってるはずなのに
「明日までにして」と言われてキレた事が何回あるか・・。

私はもともとNOと言えまくる子やし、こっちが100%悪くない時は
パワーワードを言い放ちますけど。

沒 辦 法 (絶対無理) (^○^)

 

5.シェアができない

これは社内の話。

なんせ情報シェアができない人が多い!

シェアするのってさ、基本ちゃうの?
会社の内部で情報回さんで、どうしたいの?
それで誰かが恥かいたり、プランがうまく進まなかったり、
業績につながる事もあるっていうのが・・

分からないんでしょうね\(^o^)/

もういややーーーーーーーーーーーーーー!

 

6.契約書は意味を成さない

今まででいっっっっっっちばんドン引きしたのがこれですね。

捺印済みの契約書内容を変えられること。

せめて相談してくれればまだまマシやったけど
提携先に「こうするから」と決定済みで伝えられたのはねー。
ちょっとねーーーー。

ブチギレたよねー。

台湾人同僚によると、これば台湾ではごく一般的な行為で、相手に悪気はないらしい。

こっちはさあ、本社ともその内容で契約してんねん。
あんたが勝手に内容変えるよテヘペロ★メールを送ってくることによって、
また本社とも確認なったりとか色々余計な仕事が増えるねんけど・・・。

ていうか、契約書命!!の欧米社会で最初に社会人になった私からしたらあり得なさすぎて、
これ裁判になるくらいの出来事じゃない?と思ったけど、
アジアでは違うのね。というのを学びました。

でも一応お互い捺印してる、正式な契約書なので、
もしもっと大きな問題になったりしたら、法的な役割はちゃんとあります。

ただもし私が将来台湾でビジネスをするとかしたら、
取引先を契約書でガッチガチに縛って、カジュアルに違反されたら法的手段をすぐに取れるくらいの段取りは必要やなーって。

結果的にはめっちゃ勉強になったから良かったけど、
それで成り立つってすごい社会!!\(^o^)/

 

まとめ

正直、台湾で学生をしてた1年目は特にカルチャーショックなんてなかった。

違う国に行ったら常識が違うっていうのは身を持って分かってたから、
店員に「はぁ?」(えっ?の意味)で聞き返されようと、特に全部受け入れれたんやけど。

台湾の仕事カルチャーは、私は合いません。

ゆるさは好きやけど、契約書を軽視したり、外部会社へのリスペクトのなさ、
社内でも情報シェアできない、なんていうのはちょっと困るし、改善される見込みもないので疲れたよねー。
外資系とか行けば違うのかもしれないけど。

まあでも今の仕事は内容と給料が許容範囲なので、すぐやめる!!!って事はしませんが。

 

台湾で仕事探したい人にメッセージもらったり相談を受ける事が多いので、
台湾で働いたらこういう壁にぶつかったよ!
っていうのをシェアしました(^O^)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました