寒波到来中の台北からお届けしています!Cocoです。
もう3月やのに、いきなりこの冬一番の寒さが来るとか・・。
あったかくなる前の最後の寒さやと思いたい。
寒いと眠くなってあんまり活動できんくなるんよねーーって動物か!
今回は普段の飯テロブログと少し方向を変えて。
私は台湾に来て、最初1年間語学学校に通って数年ぶりの学生生活を心から楽しんだあと、
こっちの日系リクルートメントエージェンシーを通じて今の日系の会社の面接に受かったんやけど。
そこで人生で初めて経験した、
学歴の壁にぶち当たった話をしたいと思います。
さかのぼること4年半前、それは2014年の夏だった・・・。
まず、台湾で一通り中国語を勉強したあと
英語の先生の仕事探すつもり満々でいた私は(ESOL資格持ってる)
台湾では英語ネイティブ国のパスポートじゃないと
英語の先生としてのビザがおりない
という事実を知ったので、泣く泣く普通の仕事を探すことに。
後から分かったけど、台湾で求められるのは白人なので
もともとアジア人は英語ティーチャーの仕事を探すのが難しいらしい。
アメリカで生まれ育った台湾系の子とかも白人ほど仕事簡単に見つからん、って聞く。
しかもTHEアメリカアクセントが好まれるから、
NZアクセントの私は多分仕事にありつけなかったやろうし、これはこれで良かったんやけど。
中国語もそこまでペラペラではなかったし、
とりあえず日系エージェンシーを使って、日系の会社を探してみた。
生まれて初めて日本の会社で仕事・・・
敬語使えへんし、お腹ピッピーなるくらいビビりまくり。
台湾来て1年くらいのその頃は、語学学校の友達が英語スピーカーばっかやったせいもあり
まだ日本語が完全に戻ってなくて、
今でも上司に「面接の時は日本語話せてなかったね(^O^)」って言われるけど
なんとか職にありつけたわけです。(今もまだその会社にいる。上司マジ感謝。)
で、無事職も決まって台湾のワークビザを申請しようとした時のこと。
エージェントが手伝ってくれるんやけど、
書類も全て提出して、あとは待つだけ〜〜〜( ^ω^ )
と思ってなんか友達と旅行行ったりしてさ。
早よ仕事したいなーって思ってた時に、エージェントから電話が。
「すいません、移民局から指摘があったのですが、
高校の後に勉強された学校は、大学ではないのですか?」
って言われたわけ。
そのNZの学校名の正式な日本語名(パンフとかに書いてあるやつ)には「工科大学」ってつくんやけど、
英語ではPolytechnic(ポリテクニック)っていう種類の学校。
これはNZにしかないのかな?オーストラリアでは同じような学校が違う名前のはず。
とにかく、専門学校のような学校。
総合の専門学校って感じなんかな?
ビジネススクール、語学コース、ミュージック、ホスピタリティー、
スポーツサイエンス、ITコースなどなど、なんでもある。
コースによってレベル分けされていて、Lv.7っていう種類のコースは
大学の学位と同等レベルなんやけど、
私が勉強したのはLv.5のコースで期間は3年間。
その資格の証明書を台湾の移民局が調べた時に、
大学の学位よりも劣るレベルって事が分かったみたいで、こういう事になったんやけど。
NZでは正直、普通の仕事をするなら大卒が必須っていうのはほぼない。
あれば有利になる事もあるし、必須の仕事も少数あると思うけど
Universityを出てるから、出てないから、っていうのはほとんど問題にならない国。
ところが台湾の2104年時点でのワークビザ取得条件は
・大卒 → 過去のフルタイムワーク2年の証明
・専門学校卒/高卒 → 過去のフルタイムワーク5年の証明
が必要やったのです。
*これはあくまでも2014年時点での条件で、2019年現在は調べてないので分かりません。
*私はごく一般的な会社員カテゴリーでの申請だったので、台湾人と結婚されている方や日本語教師の方の条件は確認していません。
過去のフルタイムワーク5年間の証明・・・・
(ちょっと途中休学したので)学校を卒業したのが22才、
台湾に来たのが26才・・・・。
ア ウ ト (^O^)
もうまじでこんなんなったからね!!笑
だって足らんかったのが半年くらいやったから。
まじで涙でたーーー!
羊の国で高校からの10年間をのーーーーーんびり過ごした私。
学歴について何か言う人も少なくとも私の周りには皆無で、
問題なく仕事を見つけれる生活をしてた私。
まさか学歴の壁にぶち当たると言うか、
弾かれる日が来るなんて
夢にも思ってませんでした。
Yes I’m really back in f**** Asia!!!
って友達に言いまくったなぁ・・。遠い目。なつかち。
今もその会社で働いてるって書いたし、結局どうしたかと言うと
当時★27才★で若かった私は、日本へソッコー戻り
大阪の肥後橋の台湾ビザオフィスへ走って行き
ワーホリビザを取得して台湾に戻ってきた。
ワーホリビザは1日とかで出るからね!
これは楽勝やった。
もちろん会社にも事情を話して、ワーホリビザで1年間働けるか確認した後でね。
おっけーしてくれる会社でほんまに良かった( ^ω^ )
その後、数ヶ月働いた後に台湾の労働部に聞いてみたのです。
「5年間の証明って事やけど、
もうすでにNZの分で4年半あるねんけど、
台湾でのワーホリ1年間もカウントしていいの??」
って聞いたところ、「OK牧場!」との返事が。
あ、牧場の部分は空耳かも。
それで無事次の年にワークビザを手に入れる事ができました〜〜〜・:*+.\(( °ω° ))/.:+
めでたしめでたし。
*台湾は担当者によって言う事が違うと言う事態がよくあります。
たまたま私が当たった担当者は2015年時点でOKって言いましたが、もしかしたら違う事を言う人がいるかもしれません。
必ずご自身で確認してください。
若者よ、オトンオカンに逆らわんと大学は出とけ!
とは言いません。
だってそれは個人の自由やから。
そして私は逆らって大学に行かんかったわけでは決してない。
大学に興味が湧かんかっただけ。
美容師なんて世界中どこでも雇用ある分けやしさ。
シェフとかもそうやん?
それに私は大学を出てない事を引け目に思った事はないし、後悔もしてない。
日本でも少しある学歴ヒエラルキーとか、
特に関東の大学の名前あんま知らんしそれっぽい事言われても多分意味分かってない( ^ω^ )
ただ、将来海外に出て働きたい!!って思う人は、
大卒がないとビザの面で苦労する事はあります。
それだけは伝えておきます。
アメリカとかそうでしょ?
大卒ないとワークビザおりひんって聞くし。
私は台湾がビザに関してあんまり厳しくない国やったから、ラッキーやった。
もし下りなかったらどっか他の国行っちゃってたかもやし。
以上、まとまりのない話やけど、幸運だけで生きてる私の小ネタのシェアでした(^O^)/
また次回からは飯テロ記事やで!
コメント