Rugby World Cup 2021ニュージーランド大会で働いてきました

私のこと
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11月になったのに真夏な温度の台北からお届けします!
久々のブログ更新、Cocoです!

 

2022年9月末~11月初旬までニュージーランドにいたので
その期間中はブログを全く更新してませんでした。
10月半ばから台湾も観光再開されて、ゆっくりやけど日本からの観光も戻ってきてるので
今からまた台湾情報もりもり更新していきます!

 

が、その前に・・・!

この記事では9月末~一ヶ月間、私がニュージーランドで何をしてたかを書こうと思います。

 

2回目のラグビーワールドカップのお仕事

あれは忘れもしない安倍元総理の事件があった日。

その日私はワールドカップのお仕事の面接が午後にあったので
正直日本で起こった事件よりもそっちの方で頭がいっぱいでした。

その日本のニュースがきっかけで仲いいと思ってた友達にいきなり切られたという
自分的な大事件も午前中にあったけども。(今となってはまじでネタ)

そんな友達関係とか言うてる場合ちゃうねん!!!
こっちゃ今からイギリスと面接やねん!!!

ってことで頭をスパーンと切り替えて、イギリス英語にまみれながらのインタビューを乗り切り
無事に女子ラグビーワールドカップニュージーランド大会のお仕事をゲットしたわけです。

 

このブログやTwitterを見てくれてる方は知ってるかもしれないけど
私のワールドカップジャーニーは2019年の日本大会から始まっておりまして。

Rugby World Cup2019業務を終えて。
お久しぶりです!!!!!!!Cocoです。お久しぶりすぎて申し訳ないです。9月にラグビーワールドカップで仕事するってブログを書いて以来、初の更新です!みなさんに忘れられてないといいけど・・。前の記事でお知らせした通り、私は今回のワールドカッ...

日本大会ではサモアチームの帯同通訳をしてました。

その時に得たコネクションで今回の仕事の話も振ってもらったんやけど
今回は少し違うポジションで。

・女性(女子ワールドカップなので)
・日本語と英語バイリンガル
・ニュージーランドのこと知ってる
・SNSコンテンツ作れる

って条件やって、しっかり全部当てはまったので応募したら
チームのSNS担当というポジションで無事採用。

 

というわけで8月初旬ごろ、いきなり2ヶ月後にニュージーランドに1ヶ月ちょっと滞在することが決定!

ほんまは2020年に行くはずやってコロナで行けなかったニュージーランドは5年ぶり。
高校生~10年間住んだ土地やからホームやけど、さすがに5年行ってないとねー・・。
そして今回の大会の場所は慣れ親しんだクライストチャーチではなく、オークランド。

勝手わからんかったらどうしよう!土地勘ないし!!

とか色々心配してたし、行く前はなかなかトラブルに見舞われてパートナーに切れたり(八つ当たりごめん)もしたけど、無事に出発しました。

 

今回のお仕事内容

前回は帯同通訳として、チームと一緒のホテルに泊まって
生活面での通訳ヘルプ+色んなお手伝いをしてたけど
今回はSNS担当。

ブログ、YouTubeとか色々やってるものの
プロではないので正直吐きそうなくらい緊張してました。
私なんかのスキルでええんやろか・・って。

そして今回の違う点は、私はチーム帯同ではなくて
ワールドラグビー(世界ラグビー協会・大会主催者)のスタッフとして参加するっていうこと。
主に日本代表チームと仕事をするってことで雇われてるわけやけど、日本チームの一員ではないポジションやったんです。

なのでホテルなんかもワールドラグビーのスタッフと同じ所に滞在して、
チームにはあくまでも外側のメディアスタッフとして接するという感じ。

同僚はワールドラグビーのスタッフさんたちで、主にUKから来てる人たち。
空き時間にみんなでスカイタワー一緒に登ったりして仲良くしてもらえた!

 

前回はね、Day1からずーっと同じホテルでみんなと過ごしたわけやから
ずっと顔合わせるし気軽に話せるし、すーぐ仲良くなれたけど
今回は選手とチームスタッフとどれだけ仲良くなれるかっていうのが一番心配やった。

SNSビデオ撮るよー!ってゆってウザがられても嫌やし。
何より私のこの性格。
私は日本人はみんなある距離感が全くないらしいので
あんまりギャンギャン行き過ぎてドン引きされへんように、最初はめーーーーっちゃ猫かぶり気味でがんばった。
敬語もがんばった。すぐ敬語無理なったけど。

でも日本代表チーム(さくらフィフティーンっていうからみんな覚えてね)のみんなが
かわいくて優しくて。
お姉ちゃんもうきゅんきゅんですわ。

ココさんとお茶したいー!なんて言ってくれる子たちまでいて
わりとすぐに仲良くなれたからほんまに安心。

 

大会のSNS配信っていうのは、試合日のシリアスな面ではなくて
選手とチームの魅力を引き出してファンを増やすのが目的なので
みんなの笑顔をいっぱい撮れるようにがんばったよ!

どんなビデオ撮ったかっていうのは見せた方が早いので貼っておきますね。

こんな楽しいのから、トレーニング映像も撮ってたよ。

 

トレーニングだけじゃなくて、イベントがあったらビデオ撮りに行ってて
なんとニュージーランドの首相が来たイベントにも行かせてもらいました。

さすがに首相とは写真撮ってないけど、優勝カップがあったのでついセルフィー。
やっちゃうよね!

あとは日本チームの試合日は毎回スタジアムで色々撮影してたので
スタジアムも計3回行ったよ。

相変わらず空がきれいすぎるニュージーランド。

 

日本チーム以外にも、イングランドチームとスコットランドチームともお仕事させてもらえて
イングランドチームは以前に仕事したことある選手が数人いて再開できたりして。
どのチームも魅力たっぷりで選手もスタッフも優しくて
1ヶ月間働いて嫌な人が一人もいないっていう完璧な職場でした。

 

私の具体的な仕事の1日についてはこちらどうぞ。英語やけど。

 

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大会は予選プールが3週間にわたって行われて、
日本チームが残念ながら予選敗退ってことになったので、私の仕事もそこで終了~。
前回も予選で終わってるからデジャブ感。

大会の仕事終了後、せっかく最果ての地ニュージーランド国内にいるので
インフレーションのせいでくっっっっそ高かった国内線を泣きながらポチって
まじで青春を過ごした街・クライストチャーチに10日間行ってきました!

 

第二の故郷・クライストチャーチ

クライストチャーチは16歳の最も病んでた時に移住して
NZの生活に触れて元気になって、まじで今の私があるのはクライストチャーチのおかげっていうくらい思い入れがある街。

2011年の地震で街がめちゃくちゃになっちゃって、私自身も仕事がなくなったから
その時まで8年間住んでました。
そのあと2年違う街に住んだけど、私のホームはいつでもクライストチャーチ。

地震についてはこのYouTubeでちょっと話してるよ。
興味ある人はどうぞ!英語動画です。

 

クライストチャーチにはNZマム(16歳~18歳の時ホームステイしてた)がいて
彼女が前は違う街にいたけど去年から戻ってきてるので
そこに泊まらせてもらってた。

もう知り合って20年で、2年間家に住んでたわけやからほんまに家族やから
あんまりお互い気使わんでいいし、めっちゃ楽。最高。
マムの新しいパートナー(ニューNZパパ認める)もめっちゃくちゃいい人で
おいしいご飯食べさせてくれて、一緒に女子ラグビー見て、ホーム感満載でした。

その家には世界一かわいい黒ラブミックスの犬・ジェシーがいて

家から1kmのビーチにしょっちゅう散歩行って遊んでた。
NZって景色がいいからすーーぐ歩きたくなるんよね。

 

10日間の滞在で、20代前半を一緒に過ごした友達たくさんと再開して
昔から変わらんよね~~でもみんな大人になったね~~ってな話を死ぬほどして。

今回気づいたんやけど、台湾在住日本人フレンズはみんなこれをしに日本行ってるんよね。
私は日本行っても昔からの友達ってあんまいなくて、特に実家近くに友達いなくて
正直すぐ日本飽きちゃうしあんまり行きたいと思わんねんけど。
クライストチャーチでのホーム感がすごかったから、みんな日本行ったらこういう気分なんかーってのがすごくよく分かったっていうサイドエフェクトもありました。

 

クライストチャーチの街は2011年の地震でかなり崩壊してしまって
前回訪ねた2017年はまだまだシティ中心部は工事だらけやったんやけど。

今回行ったらもう全く違う街!!!!!

おしゃれなものできすぎてて吹っ飛んだわ。
どのストリート歩いてるかちょっと分からんくなったりしたし。

街中の様子はこのポストから見て~。

 

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きれいな街になってるけど、まだまだ修復中の部分もたくさんあって。

街の中心にあったカセドラルはまだこんな感じ。
正直この景色は心がぎゅーってなるなー。
地震の日を思い出してしまって、エモーショナルになった。

12年もたってるのに手つかずのままのビルは、崩れないようにコンテナが置かれてたりとか。
まだまだこんなのも残ってるけど、2017年よりかは確実に復興してて
ちゃんと魅力的な街になってました。

 

あとニュージーランド南島は自然とワイルドライフが豊富なので
クライストチャーチから北へ150km、車ぶっ飛ばして野生のアザラシ見に行ってきた!

アザラシスポットに行けば、いっぱいかわいいの落ちてます。

無料で入れるスポットやねんけど、この子たちはあくまでも野生のアザラシなので
近づいたり触ったりしたらあかんねんけど。

でもニュージーランドってこういう場所に商業施設がないし管理してる人もおらんから
自己責任で~~って感じなんやろうな。
その方が好きやけど。

 

まあこういう感じで怒涛の1ヶ月の仕事から、10日間ホームでのんびりして
台湾に戻ってきました!

 

女子ラグビーについて思ったこと

私は過去にも女子ラグビーの仕事を1回させてもらってて、
その時は7人制ラグビーっていう今回のとは少し違うラグビーやったんやけど
その経験からすでに女子ラグビーのファンやったわけです。

だって同じ女子で、みんな普段はかわいい普通の女の子やのに
フィールドに立ったらバンバン強いタックルかましまくってさあ。
パッションもすごくて、でも普段はものすごく優しくて
すっかり選手たちの大ファンになってたんやけど。

 

でも世間から見れば、ラグビーはまだまだ男のスポーツ。

ワールドカップでもプロリーグでも、注目度が全然違うのが現実。
それは日本だけでなくて、世界中わりとそうで
女子ラグビーなんかおもんないから見ない!って人も結構いるんよね。

 

ニュージーランドで大会期間中過ごして、実際に肌で感じたんやけど
今回の大会は男子顔負けのいいゲームが多すぎて
大会が進むごとに注目度がぐーんと上がっていったのがすごく分かった。

ニュージーランド大会やからNZチームが特に注目されてたけど
「日本のゲームよかったね!」ってホテルのスタッフさんとか色んな人に言われたし
普段女子ラグビー見ない人がめちゃくちゃハマって見てたっていう現象が起きてた。

 

ここでダラダラ書く話じゃないけど、女子ラグビーはまだまだ選手の対応とか課題が多いねんけど
私は今回の大会で世界中でぐっと流れが変わるんじゃないかと思ってます。
みんなを虜にして、開幕戦と決勝戦はチケットが売り切れた女子スポーツの大会。
これだけの成果を残したんやから、今後の女子ラグビーには明るい未来しかないと思う。
日本でもラガールが増えて、試合数も増えて、もっともっと大きいものに成長していって欲しいなーって願ってます。

 

今後のこと

今回ニュージーランドに5週間滞在して、

うわあああああああまたもう一回ニュージーランド住みたいいいいい!!!

って正直なったんやけど。
私の性格がフィットインするから全てが楽なんよね、あの国。

でも今は台湾気に入って住んでるし、まだ台湾に飽きてないのでしばらくは滞在します。
せっかく観光再開したし!!!
盛り上げていかなあかん!

 

私もパートナーも台湾でもラグビーに関わってるけど、台湾ではまずプロラグビーがないので
ここでは細々としか活動できないけど。
でも台湾でもキッズでラグビーしてる子たちがいて、彼らは環境が整ってない中がんばってるので
その子達は全力でサポートしていくつもりです。
そのために今回も友達の選手たちからウェアとか死ぬほどもらってきたし。

 

超超超幸運なことに、人生で2回もラグビーワールドカップに関わらせてもらって、ほんまに関わった全ての人に感謝しかないので
今後、これをどうやってリターンできるか考えていかないといけないところ。

今後またこんな機会があるかは分からんけども、日本にも行きやすくなったし
何か日本でも関われることがあればすぐ飛んで行きたい。
私がこうやって、こんな大規模な仕事を2回もさせてもらったことは絶対意味があるから
それをどうやって活かしていけるか、他の人のヘルプをできるか。

台湾ブロガーに戻って、台湾でゆるゆる生活しながら、考えていこうと思います。

 

 

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